7月31日(月曜)、慣れ親しんだクアラルンプールを出る。一週間滞在していたリトル・インディアの雑踏を、最後にちらっと一渡り見回してからKLセントラル駅に向かった。
宿は駅から遠くない旧市街にした。徒歩10分もかからないが、途中歩く人をあまり見かけない。走っている車もバイクも少ない。クアラルンプール基準からすると、だいぶ閑散としている感じだ。
宿で色々とヤボ用を済まし、晩ごはんを食べにぶらぶら出かけると、やはりひと通りが少ない。グーグルマップで見当をつけておいた店まで行ってみたら閉まっていた。開いていたインド料理で済ませた。
8月1日(火曜)、朝ごはんがてら旧市街探検をしてみる。
イポーでは「白珈琲」というのが有名。白は色の事ではないらしい。味は、日本のよくある缶コーヒーを濃厚にしたような感じ。
「NO SUGAR」と言えば、どこの店でもちゃんと砂糖抜きにしてもらえる。
寂しい印象が残る風景が至る所にある。壁のアートはあえてそういう風にアピールしているが、そもそもそれほど活気はなく、かつて錫産業で栄えた残り香が、かろうじて観光客をつなぎとめているような街の様子だ。
イポーは錫産業時代から中国系が多いという事から、上のような中華系喫茶「コピティアム」が旧市街あちこちにある。
名前は喫茶だが麺類やその他おかず類もあるので、食事場所には事欠かない。ただけっこう休みだったり、早めに終了するので若干あせる。
明日はさらに北上し、タイ入国予定だ。
コメント