8月2日(水曜)、イポー発パダン・べサール行き特急列車、チケットはオンラインで購入済RM130 約3900円(ビジネスクラス)。

マレーシアの鉄道は、長距離線のチケットはオンラインで予約・支払いが完結でき、これがまた簡単である。乗りたい列車の内容と必要な個人情報、クレジットカード番号等を入力すれば、自分のメールアドレスにQRコード付きのチケットが送信される。
当日改札で、スマホでQRコードチケットを駅員に見せ、スキャンしてもらえばそれで乗車できる。紙に印刷する必要もなく楽だ。












パダン・べサール発、ハジャイ行きの列車。発車時刻が15:40(タイ時間)と切符に印刷されている。それならマレーシア出国手続きとタイ入国手続きがあるんだから、30分前には動きがあるだろうという考えは甘かった。






「カチャカチャ」と遥か昔に聞いた記憶のある音が近づいて来た。そら耳ではなかった。乗務員が車内検札にまわって来たのだ。検札パンチをリズムよく鳴らし、一枚一枚QRコードのあるチケットにハサミを入れていた。
マレーシアの快適な特急から、客車の窓全開でディーゼルの煙も匂う、ローカル列車への乗り継ぎは、国境を使って時を戻したようなおもしろさがあった。
ハジャイには定刻より1時間遅れの17:30頃到着。駅前ショッピングモールのロビンソンでタイバーツのキャッシングとSIMカードを購入し、これから3ヶ国目のタイ旅行の開始である。

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