ホンダCD125T:2次減速比を高速側に振る改造をしたら、ベンリィがツーリングバイクになった

CD125Tで比較的多い改造の一つに、2次減速比の変更というのがある。出自がビジネスバイクであるという理由から、かなりのローギヤード。力持ちではあるが、ツーリングでの巡航などでは使いづらい。

そこでスプロケットの丁数を変えて、ハイギヤード側にしてやろうという定番の改造だ。

2019年夏に作業をした。

先人に倣い、フロント(ドライブ)スプロケットをノーマルの15丁から17丁のものに変更した。この時、アルミのカバー内側のネジが通る穴にスプロケットの歯が干渉するので、少し削ってやるのがお約束だ。

左:ノーマル15丁、右:17丁
スプロケの歯がわずかに干渉するので、1mm弱削る。


リア(ドリブン)スプロケットは、45丁でノーマルのまま。これで2次減速比は、3.000 から2.647になった。

試運転してみると、ゼロ発進で1速2速が伸びるようになり、せわしないシフトアップが無くなった。また、60km/h前後の巡航も回転数が落ち、具合が良い。これで我がCD125Tは、ビジネスバイクからツーリングバイクに生まれ変わった。


さて、チェーンオイラー記事にも書いたのだが、私はシャフトドライブ生活が長かったため、チェーンやスプロケットが何万キロもつのか肌感覚的なものが無い。


情報を求めネットを徘徊し、期待値も込めリアスプロケットの交換時期を3万キロ程度と見積った。予備を2枚手配しようとしたところ、45丁の新品純正部品が1枚しか買えなかった。


プランBを探しにネットをさまようと、CB125の42丁が使えるという先人の有り難い情報を見つけた。このCB用42丁は、NTBというパーツメーカーのものを買った。

リアスプロケット42丁に合わせるフロントスプロケットは16丁にする。この場合の2次減速比は2.625で、F17:R45の2.647と近い数字なので良しとする。

F17丁:R45丁で2次減速比は、2.647
F16丁:R42丁で2次減速比は、2.625


最終的にリアスプロケット予備2枚、フロントスプロケット予備3枚、チェーン予備2本で世界一周に臨むことにする。

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