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エスコンフィールド北海道でナイター観戦:ファイターズVS楽天

筆者調べでは、道央周辺に住む道民の多くは、一度はエスコンフィールドに行って野球を観たいと思っているようだ。

海外旅行から帰国して、その余韻も冷めやらぬ中の8月22日、北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合を観戦してきた。ただ私、野球ファンではないので、選手の話や数字についてはよく知らないので、そういうブログ記事ではありません。


申し込んだチケットはスマホに送られて来るので簡単。駐車場は平日のため1,500円。車両ナンバーを登録してあったため、駐車場のゲートのカメラが自動で認識してバーが勝手に上がる。特に入口の機械での操作は無い。

観戦チケットは、2階席のネット裏なので多分見やすいはずだ。

昼過ぎに行ったので、まだガラガラの入口付近。
青空の下、遠くに見えるのは長沼・由仁方面の丘陵地帯。
夏祭りバージョンの飾り付けが球場の内外で沢山見られた。


まずは、昼ごはんでも食べることにする。16時にならないと正式に入場はできないが、一部のエリアではフリーで出入りできて、見学したり飲んだり食べたりできるようになっている。

「ルスツ羊蹄ぶた」のカツサンドと「そらしば」のクラフトビールとピザ等。
14時過ぎになると屋根は閉まる。「そらしば」の2階テラス席から見える景色。
2階には「七つ星横丁」というフードコートがあり、色々とあって美味しそうだ。値段はどこも高め。

16時になり三塁側の正面?入口から入場する。この時、係の人がファイターズの会員でステータスが上の人は優先レーンから入場できると案内していた。なるほど、これは空港でFやCや上級会員の人が受けるアレと同じだな。つい先日バンコク・スワンナプーム空港で自分がやってきたやつだ。

お土産でもらった日清チキンラーメンを手に、球場内に改めて入ると目の前に広がる天然芝がライトに鮮やかに照らされ、とてもいい感じだ。

大型のスクリーンが一塁側と三塁側にあり、選手の情報や球場のお客さんの様子を映したりして面白い。
そしていよいよキツネダンスだ。ファイターズガールのみなさん。試合の最後まで元気ハツラツでした。
ホームランの時や、ファインプレーや三振などなど、盛り上げる仕掛けがあって昔のプロ野球観戦と全然違った。

ホームランと言えば、筆者がまだ小学生だった頃、親に連れられ後楽園球場に何度も行ったことがある。東京ドームではございませんよ。そして、今でも覚えているエピソードが2つある。

昭和51年(1976年)6月8日、巨人対阪神。ここまで2−0で阪神がリード。9回裏ツーアウト満塁、バッターは5番ライト末次(すえつぐ)。カウントはツーツーからだった。末次が打った打球はレフトスタンドへ。

逆転満塁サヨナラホームランだった。後楽園球場は興奮のるつぼと化した。子供の私も周りの大人たちも、球場全体が特別な熱狂に湧いた。この時ほどの、大衆が一つになった興奮の場に、私はそれ以降まだいた事がない。

2つ目は、これも後楽園球場。王選手がハンク・アーロンを抜いたホームランの世界新記録は756号。そこから2本目の、758号ホームランを私はライトの外野スタンドで見たのだ。私から10〜20メートル先にその新記録から2本目のホームランは飛んできた。これもまた心が震えた出来事であった。昭和52年(1977年)9月であった。

試合はファイターズが6−2で勝った。令和のプロ野球観戦は、球団も球場も観客を楽しませる工夫をし、観客も応援やグッズやグルメで楽しむ。

けっこう充実したエスコンフィールド北海道での野球観戦だった。

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