バリ島・東ジャワ自転車ツーリング(7):イジェン山でご来光、現地ツアートレッキング情報

7月17日(月曜)、今日は自転車での移動はお休み。

東ジャワには、その界隈では有名な山がいくつかあって、その一つがこの「イジェン山」だ。火山のカルデラ湖でみごとな景色であるのと、硫黄が燃えるブルーファイヤーを間近で見られることで有名なのだ。

バニュワンギの宿に2泊して、トレッキングに行ってきた。宿でツアーの申し込みと支払いRp.355,000(約3,200円)をする。

メンバーは同じ宿のヨーロッパ系ツーリスト等で構成され、私を入れて10人。出発は夜中の2:30なので、うつらうつらしたり文庫本を読んだりしてピックアップを待つ。

今ここに2泊中。

時間になると、ガイドがやって来て自己紹介などの後、イジェン山登山の入口となるポイントまで車で約1時間移動。スタート地点の標高は約1800m、気温はけっこう低い。


歩き始める前に、ガイドから色々と説明がある。(英語だよ)

硫黄ガスがきつい時のためにガスマスクが配られ、各自顔に装着してみる。ヘッドランプも貸してくれた。

終点の標高約2400mまでの行程は約5キロ。前半は急登が続き、後半は緩やか。

今年に入り火山活動が活発になっているので硫黄の吹き出し口は、立入り禁止でブルーファイヤーは見られない。残念。

準備が整ったところで出発。我々チームの他にも、かなりのツアーグループがいて富士山5合目レベルの人数だ。

真っ暗闇の中、午前4時に登山スタート。見上げれば満天の星空で、南半球特有の何かがあるのかもしれないが、星とかは詳しくないので1回だけ見て満足する。

登り始めから1時間半くらいで視界が開け、カルデラ湖が見えてくる。
お釜の縁を回り込んでいく。
人生初の南半球の朝焼け、見え方は北半球と同じだな(当然)。


下界とは植生が違っていた。
来たかいがあった。
泳いで死んだ外国人がいたんだって。
はるか下に湖面近くでガスが湧くあたりが、過酷で人体にも最悪な硫黄の採掘現場。
ガイドがもつのは、溶け出して固まった生硫黄。
天秤棒に左右担ぎカゴに入った約90キロの硫黄の塊。湖面近くの採掘場所からを担ぎ上げても、2000円にもならないという。
下山は1時間くらい。
スタート地点に戻る。
8:45、街へと降りていく。


午前9時半過ぎに宿に到着。このツアーのガイドのハキームは面白く説明も詳しく、いいツアーとなったので、チップRp.100,000を渡した。

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