ホンダCD125T:ワンオフ製作の専用パニアフレームとスペシャル・ラゲージキャリア 後編

パニアケースには工具やスペアパーツや生活物資を収納する。キャンプ用品は全てオルトリーブの防水バッグXL(89L)に入れ、非キャンプの国々ではこの89Lの防水バッグは動かさずそのままにしておきたい。


荷台部分が広いツライチのスペースができたので、
本来ならバッグをこういう風に横置きで載せたくなるところ。


そうすると、パニアケースのフタを必要な時にすぐに開けることができない。ケースを開けるために、いちいちバッグを下ろさなければならないのは無駄な作業で、そんな事やってられない。バッグの横置きは却下だ。

やはり縦置きにしたい。そこで「ミッション」さんにリクエストしたのは、

①バイクの荷台の幅で、オルトリーブ防水バッグXLを載せられる長さのキャリア

②もともとの荷台にも置きたいものがあるので、2階建てになるキャリア

③バイクの荷台と分離する脱着可能なキャリア

これらの条件を全て満たすものを作製してもらった。

寸法・強度とも申し分ない作りで、非常に満足感が高い。
真横から見ると2階建てになっているのが分かる。
バッグに干渉することなく、フタが開けられる。また、非キャンプ地帯ではキャンプ用品入りのバッグはキャリアの上で固定したままにしておく。

さて、このワンオフのスペシャル・ラゲージキャリア、前回紹介のパニアフレームと合わせて、材料費と作製費で税込み88,000円。このフレームとキャリアが無ければ荷物の積載問題は解決できなかったので、非常に良いものを作ってもらったと感謝している。


キャリアの脱着方法である。

もともとの荷台に4個所、キャリアの足と嵌合する突起が溶接で付けられた。
穴が開けられボルトが入るようになっている。
ボルトで固定できるので、振動などでキャリアが抜けてしまうことはない。


次回は荷台の1階部分の利用方法についてです。

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