色々な現場によって適した道具は違うので、「使える」と判断した物は全部持って行く。筆者は過積載全然オッケーの自称全部持って行く系の旅人。なので靴だってそれなりの数になりますわ。全て持って帰る必要はないので、不要であれば旅先に置いてくればいいだけだ。
通常の海外旅行であれば、ローカットのトレッキングシューズとサンダルの2足あればいい。ドレスコードのある店で食事をするとか毎朝のランニングは欠かせないとかなら、それに適した靴も持っていくべきである。持ち物ミニマム派が推奨する現地調達だけはやめたほうがいい。特に靴のようなサイズに縛られる物は。
靴と言えばイメルダ夫人はすごい。3000足以上も所有していたという。筆者も昔、バイクを同時に3台所有していたことがあるが、「乗れるのは1台なのに3台もあってどうするの?」と言われたことがある。返す言葉もない指摘にしどろもどろで答えていたが、イメルダ夫人は何と反論していたのだろう。気になります。
クルマを運転するだけならあなたの今のその格好でもさほど問題ないはず。でもバイクはそうもいかない。身につける装備がやたら多くてけっこう大変。また、ツーリングに出かけるのなら乗るバイクの排気量や種類に関係なくちゃんとした装備が必要だ。以下筆者が世界一周に持ち出す靴の紹介です。
その1:ライディングブーツ

バイク用の革ジャンやブーツの老舗カドヤのエンジニアブーツ。かれこれ10年使用している。買った時は63,000円だったが現在はかなり値上がっていて、なんか超高級品になってしまった。
非常にしっかりとした作りで、革は厚く、くるぶしやつま先部分には補強がはいっていて、転倒して足がバイクに挟まれても大丈夫そう。かかとが高いのでバイクにまたがった時、足つきはよくなる。
メンテナンスはまめにやっているので状態はいい。もはや一生モン。
その2:3月4月のシベリア地域専用の防寒長靴

序盤の春のシベリア横断で使う防寒長靴。3年前に近所のホームセンターで購入。毎冬除雪作業で大活躍中。インナー付きの2重構造で防寒・防風・防水はパーペキ。
つま先部分はかなり厚みがあるので、通常のバイクの変速シフトペダル(リターン式)には使えない。カブ系の(CD125Tも)ロータリー式ならシフトチェンジ可能。
気温などから判断し不要になった時点で廃棄処分。
その3:ローカットのアウトドアシューズ

数年間いろんな場面で活躍している普段の生活用シューズ。旅先でも全く同じ用途で使用予定。重いライディングブーツを脱いだ後のホテルの中やキャンプ場、あるいは街歩きや観光スポット巡りの時が出番。
だいぶくたびれてきたので、これも途中で廃棄処分かも。
その4:雪駄

ネット通販で買った、表にい草を使ったスポンジ底の軽装雪駄。以前使っていた事があり、履きやすいので今回もリピート。ゴム草履代わりで主に暑い地域で使用予定。
雪駄のような履き物は日本人以外使わないので、宿で間違って履かれる心配はないのがいい。
ちなみに雪駄に左右はないので、置いたらそのまま迷わずつっかけられる。
その5:登山靴

キャラバンGK-88登山靴、一昨年東京に行った時に巣鴨のキャラバン直営店で購入。
使用目的はもちろん各地でのトレッキング、そして一番の目的はアフリカ・タンザニアでのキリマンジャロ登山である。まだ新品で一度も履いていないので、慣らしが済んでいない。宝の持ち腐れとならないよう、しっかりと使い倒したい。
以上の5足体制で臨もうと思う。
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